鍵のままで

空き巣が一戸建ての住宅に侵入する場合、ほとんどが窓からの侵入だそうです。
これは警察の統計によって明らかにされていることで、９割が窓から侵入しているということです。
窓を割って入るケースが５割あって、締め忘れたために侵入されてしまうのが４割りあるということです。

ですから、空き巣を防ぐためには窓ガラスに細心の注意を払う必要があります。
窓の防犯対策としては一つ、手軽にできる方法で、防犯フィルムを貼るというものがあります。
このフィルムを貼ると簡単に窓が割れなくなります。
割れるまでの時間がかかるため、それまでに空き巣が諦める可能性があります。

しかし、この防犯フィルム、対策としては必ずしも完璧とは言えません。
強度でいうとそこまでのものではないからです。
ガラスの強度を上げたいのであれば防犯ガラスに交換したほうが確実です。
この防犯ガラスでも完璧とはいえないのですがそれでもフィルムよりはずっと効果があります。

もっとセキュリティを向上させようと思ったらサッシのストッパーになる補助錠を設置するといいでしょう。このような補助錠を使えば万が一ガラスが割られたとしてもクレセントを回されることはありません。ダイヤル付きのものや窓にネジでとめて設置するタイプのものもあります。窓にネジを埋めるのに抵抗を感じる人は両面テープで止めるタイプがいいでしょう。これなら賃貸でも使うことができます。

窓の補助錠というと開け閉めが面倒になると思うかもしれませんが、そんな人には補助錠の鍵をかけたままでもちょっとだけなら窓が開けられるものがおすすめです。